根拠のない根拠は根拠となりうるのか?
昨日思い立って、タロットカード占い入門講座by鏡リュウジ に行ってきました。
思い立ってです。間違ってもなんかそういう感じでと思われると嫌なんですが、とにかく行ってきました。
まあ想定内ですが、ほとんとが妙齢のお姉さま方で、その7割くらいが鏡さんの個人的なファンな感じです。サイン書いてもらうようの本を買う行列が凄い。始まる前のおしゃべりの熱が凄い。
女性比率99%。自分以外全員女性。ひとり男性と思われる人がいましたが、よく見たら女性でした。
居心地の悪さを感じながら着席。
内容はタロットの歴史について。あんまり占いがどうこうという話はありませんでした。
史実に基づいたものを話す、といった感じで、スピリチュアルガンガン来るかと思っていたので、少し拍子抜けでした。
もともとは15世紀にギャンブル用のカードとしてできたもので、トランプと源流は同じ。イタリア生まれ。
それが1780年頃のエジプトブームで、起源をエジプトとする説発生。エジプトというあんまり詳しくわからないけど、なんかすごそうというイメージが先行し、スピリチュアルな意味を加えられる。旧約聖書とも結びつけられる。
以降歴史の中でギリシャ神話と結びつけられたり、イギリス黄金の夜明け団が修行の中でタロットカードを使うカリキュラムを採用。
最近では、人間の心理状態を映し出したものとして「なんだか不思議なエネルギーを持った凄い奴」にまでなる。
数百年の間で、ただのギャンブル道具が大出世した話でした。
思えばジョジョもこの説に釣られたのか。。
自分としては、以下を考えながら参加。
「根拠のない根拠は根拠となりうるか?」
何言ってるのかわからねーと思うが、、、。という状態だと思いますが、
偶然引いたカードの絵柄で1日自信を持って過ごせたり、慎重にことを運んだりできるのは、それも一つの根拠だよなあ。信じれば真実となりうるなあ。と。
そんな不思議なスタンド。自分も欲しいじゃないかと!
さて、このただの博打カードが今現実に人を動かしている。(主に妙齢なおばさま方を!!)
根拠のない根拠は、実際に根拠になっているみたいだ。
自分の中で、昨日はランニングしたから今日はめっちゃ調子いいに違いない!
とか
この家は玄関が南向きだから、金運抜群ですよ!(適当)
とか
なにか根拠を見つけて良い方向に解釈するだけで、それは力を持つものになる。
理屈のない根拠を自分の中に持てば説得力も増す。
そんな引き出しをつくりたい。そしてそれは多分自分で勝手に作れる。
これをやったからうまくいくに決まっている。そんなのも何度も唱えていると、スピリチュアルパワーも出てくる。
そしてその根拠はタロットなんか使うと多分つくりやすいのかなあと。仕事でも使えるんじゃないかなあと。
なんかやばめの話になってきたきたするけど、それも自分で信じてしまえば関係ないことかな。
んー。