デザイン=こだわり?逃げ道?価値観?
先日自分のボールペンを見て思ったのだけど、なんかちょっとカッコよくないなと。
使っていたボールペンは、4000円とかそんなくらいで買って、かなり前から使っていたけど、かなり使い込まれた感があって、んー。今となってはちょっと効果が切れてきたか?
新入社員くらいの時に「よーし、カッコよく仕事するためにペンにもこだわるぞー!」といってかなり勇気を出して買ったように思ったけど、んー。その時読んだ「一流の社会人とは!」みたいな本に影響されている気もする。
一流の仕事をする一流の男は、一流のペンを持っている。
で買ったペンが4000円。
高いとか安いとかではなく、価値観が値段だけになっていたんだなあ。(かつ自分の勇気を出して払える額が4000円だった)
本当に高いペンを探せばいくらでもあるわけで。
当時の先輩が胸にさしていた2本のペンは自分の買った中古車より高かった笑
完全に勝ち負けが付いてしまうのでした。
それで、ラミーのペンとかいいなと。
ドイツの安いペン(という位置付けだけど日本に入ってくるとちょっと高いペンの位置付け)だけど、デザインがパキッとしててカッコいいので。
「おれはこんな高級ペンが買える一流の男なんだぜ」的な1ラインしかない価値観の競争から離脱する。それが、デザインだったりする。
自身の生き方といってもいいかもしれないし、言い訳といってもいいかもしれない。
さて、話は不動産に戻って、
あなたはどんな家に住みたいか。
駅まで徒歩2分のところに庭付き一戸建てを建てたいのか?
はたまた秘境の中のログハウスとか?
ただ、一般的にはおのおの財布との相談もある。
もし、「本当は一戸建てに住みたいけど、高いからマンション賃貸」だとしたらそこには、自分を納得させる、何かしらの言い訳やこだわりが欲しいところ。私だったらほしい。
30億円の広い家と、1000万の狭い家があります。30億の家にしましょう!
って言われても困るわけです。
「この家は、有害物質を使ってないからこれにする!」
「風水住宅いいね!これにします」
こちらから逃げ道?いいわけ?こだわり?を探してあげなくてはいけないのです。